2007年09月14日

小さな力が、国を動かす。

積極的な市民参加。

最近、
「自然保護活動に必要なのは
 まさにこの一言に尽きるのではないだろうか」
などと、考えております。

まぁ、いくつかのラムサール湿地を取材し、
現地のNPOの話を聞いて、おぼろげに感じている程度なのですが・・・。

しかし感じるんですよね、現地に行くと。
自然保護活動が活発に行われている地域は
どうも市民のモチベーションが高いようだなぁ、と。

ひとにぎりの市民が、地元の自然の大切さに気付き、
ひっそりとはじまった(あるいは数人で呼びかけあいながらはじまった)
ちいさな活動が、年数を重ねるごとに
参加者が増え、活動が大きくなり、
その事実が話題を呼び、一層の参加者増につながっていく・・・。

はじめは難しいでしょう。
問題も、やらねばならないことも、
山積みでしょう。

それでも、彼らが相手にしているのは
大いなる大自然。
1年2年で結果を求めるのは事を急いていますよね。

ゆっくりと、それでいて、確実に。
前へ進んでいく事が大事なのかもしれませんね。

ところで、
千葉県習志野市にある谷津干潟でも
積極的な市民活動が行われているそうです。

ラムサール湿地指定を受ける以前から続いてきた市民活動は
谷津干潟を自然観察地として屈指の人気スポットへと成長させました。

93年の指定を受け、翌年には完成した充実の自然観察センターが完成し、
そこを拠点とした様々な市民参加型の活動が催されているそうです。

もちろん、このような大規模な活動は
個人レベルでは不可能かもしれません。
この例はおそらく、行政の積極的な支援があってこその成功でしょう。

しかし、行政を動かしたのは
市民の意志、市民の力です。

高まる自然保護へのニーズに対し、
行政も「町のためになる」と思い腰?をあげたのでしょう。

何事にも、はじめの一歩がある。
目指す道の果てを見据えてしまうと、
あまりの遠さにめまいがするかもしれません。

しかし、一歩一歩、確実に歩んでいけば
必ず成功する。

そんなことを、谷津干潟の盛り上がりに学ぶ事が出来ました。

ラムネット編集委員会 市民活動推奨係 Y介

posted by ラムネット編集委員会 at 23:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月07日

秋の湿原

暦の上では、秋になってから大分立ちますが、
ラムネット編集委員会のある東京では
まだまだ暑い日々が続いています。

今夜は台風。
「史上稀に見る勢力を誇る・・・」
毎年、このフレーズを耳にする気が刷るのは、気のせいでしょうか?

さて、台風が来ると、ようやく夏もおしまい。
後は秋へとまっしぐらですね。

秋といえば、読書に食欲、運動・・・。
頭をよぎる魅力は様々ですが、
やはりなんといっても紅葉でしょう。
「秋の色」と聞くと、ほとんどの人が
オレンジや茶色を挙げることにも現れていますね。

さて、ラムサール湿地の中で、紅葉が美しいところ・・・。

僕が真っ先に思い浮かぶのは、「奥日光の湿原」です。

赤く色づいた森のイメージが強い奥日光ですが、
湯の湖や戦場ヶ原といった湿地も、しっかり存在しているんですね。

紅葉を湖面に映しこむ湯の湖の景色は実に素晴らしいとか。
一度行ってみたいものです。

ただし、先日紹介した尾瀬同様、
ここ、奥日光も高い人気を観光地。
紅葉シーズンには多くの観光客でごった返すようです。

適正で、賢明な利用がなされることを、望まずにはいれません・・・。

ラムネット編集委員会 紅葉狩り企画係り Y介



posted by ラムネット編集委員会 at 03:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月03日

29番目の国立公園、尾瀬。

ここ最近、わが国では
29番目の国立公園誕生のニュースに沸いていますね〜。

先月8月30日をもって、指定された新たな国立公園。
釧路湿原以来、20年ぶりの指定を受けたその自然地域とは・・・・。

そう。

2005年にラムサール条約に登録されたことで
わがラムネットでも認知の高い 

 尾 瀬 で す 。

「夏が来れば思い出す〜♪」

のフレーズでも有名な尾瀬は、
人気の高さでは日本指折りの自然地域。

毎年、シーズンになると登山靴にナップザックの観光客が
木道上にずらりと並びます。

それほど人気の高い尾瀬だけに、
適正収容量をオーバーし、湿原が破壊された時代もあったそうですな。
何を隠そう、僕の出身研究室の教授は、
尾瀬の湿原復元活動を行ってきた第一人者。
このあたりの話題には、反応せずにゃぁ、いられません。

近年では大分回復してきた尾瀬の湿原ですが、
一昨年のラムサール条約登録、
そして今回の国立公園指定によって
いままで以上に注目を集めそうな、そんな気がします。

注目が集まれば、訪問者も増えるってのが、お決まりのパターン。
適正な利用をきちんと心がけていかないと、
繊細な湿原は、あっという間に失われてしまいます。

まぁ、木道の整備等でこの問題もかなり良い方向に向かっているようですが、
ひとつ、老婆心ながら気になるのが、景観の楽しみ方。

いまのように、細〜い木道に何キロも人々が数珠つながりに歩いている姿は
せっかくのネイチャー空間を台無しにしてしまいや、しませんかねぇ?

もちろん、僕には
この場でどうのこうの言う資格もありません。
ただ、僕の先輩や同級生の中には
「尾瀬の景観を楽しむための適正な収容人数」なんて研究をしていた人もいます。

僕だけが心配している問題ではなく、
ちゃんと学術的論文も、発表されているんですよ。
(あくまでも、卒業論文レベルですが)

まぁ、珍しく長々と綴ってしまいましたが
要するに、一番大事なことは
美しい自然を多くの人に、最高の状態で味わってもらうには
慎重な審査と管理が必要なんだよ。

って、トコロでしょうか。

あ、
遅くなりましたが、
尾瀬の皆さん。
登録、おめでとうございます。

ラムネット編集委員会 尾瀬 おせっかい係 Y介
posted by ラムネット編集委員会 at 21:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。